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2018年5月29日 : オルタナ便り

「産業用ドローン 3次元計測作業体験」


就労移行支援事業所ココロの学校オルタナの未来創造事業のひとつとして活動しているドローンは、今や単に動画や静止画の撮影だけでなく、農薬の散布や、荷物の輸送など活動の場を広げています。中でも、建設業界での測量のドローンの利用は、期待値も高く大きく伸びてる市場です。しかし我々は、その情報は、知りつつもそれが実際どのように行われていることをまったく知りませんでした。

この度、オルタナの活動をご存知で、実際ドローンによる測量を行っている方から、体験実習のお誘いがありました。願ってもないチャンスを頂き、大津町の道路整備予定の測量現場で体験させて頂きました。


それは、想像を超える広大なエリアでした。山林の木を切り倒して、整地中の大きくうねった土地。50m前後のスパンで、ドローン測量のキーポイント30点に、認識用のマークプレートを置いていく作業から始まりました。





地図には、そのポイントが示されているものの、その地図のスケール感覚に慣れない私たちは、自分の足を使って山をひとやま、ふたやま超えながら、必死に並べました。2時間近くかかったように思います。その後、ドローンを飛ばして撮影される様子を見学しました。オルタナが持っているドローンより、二回り以上も大きいカスタマイズされた本体に、4000万画素を超える解像度を持つミラーレスカメラが搭載されてました。全てにスケールが違いました。何故、静止画しか撮影出来ないのに三次元の測量が可能なのか理解するのは、難しいものでしたが、膨大な撮影画像を専用ソフトで解析して行うとのことです。このように最先端の技術に触れながらも、その広大な対象エリアに私たちの足で必死に歩き、マーキングをしていくというアナログ的な肉体労働は、とてもコントラストが高く、大変な思いをしながらも新鮮で刺激的な経験でした。



またドローンは、飛行しながらの撮影機であるため、その日の天気、風、気温に大きく影響され、時には、計画してても実施出来ないこともあるとのこと。これは、私たちの活動のひとつである農業と共通する部分と思いました。最新技術を使いながら、自然に従って活動する。これは私たちが求める未来創造のひとつのカタチじゃないかと感じました。撮影後、置いた30枚のマークプレートを歩いて回収した時は、もう疲労でクタクタになりましたが、実に心地よい疲れでした。この後の撮影画像データの解析も大変興味があるところで、引き続き、実習体験をさせて頂くこととなりました。

これが新たな自分が楽しいと思える就労に繋がると自信とワクワク感を膨らませている利用者がいます。またの続報をお待ちください。