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2019年4月1日 : ニュース

県内企業 新卒者採用計画「届かず」52%


(熊本日日新聞2019年3月30日参照)
 熊本日日新聞社と地方経済総合研究所が実施した採用アンケートによると、今春入社した企業のうち、採用実績が当初計画を下回ったと答えたのは52.1%半数を超えた。
 「売り手市場」が背景にあるとみられ、前年調査より6.7ポイント増えた。計画を下回った理由(複数回答)では8割以上が「企業間の競争激化」を挙げて最多。「内定辞退」、「採用基準に見合う学生の不足」が続いた。
 自由記述には「今春入社組の採用では大変苦戦した。ここまで学生が集まらない理由が分からない」(卸売・小売)、「説明会の参加者が大幅に減った」(製造)、「相当数の内定辞退者が出た」(金融・保険)など、採用担当者の切実な声が寄せられた。
 採用全般に関する制度の導入について尋ねたところ、「働き方改革の推進」を挙げる企業が7割を超えた。
 学生に就職環境の改善に取り組んでいることを示す狙いもあるとみられ、「休日を重視していると聞くので、完全週休二日制の導入に取り組む」(サービス業・その他)と具体的な対応を挙げた企業もあった。
 一方で「リクルート関連会社の動きに振り回され、企業も学生も地道な活動が出来なくなっているように感じる」(卸売・小売)と就職活動の現状を疑問視する声も。企業情報の収集でネット依存が顕著な学生に対しては「企業に直接会う機会をもっと利用してほしい」(運輸・情報通信)との要望も上がった。